建材試料の採取方法

・採取箇所

試料は建材1種類につき、3ヶ所から採取してください。

 


・採取量

吹付け材、断熱材等は、3 箇所以上、1 箇所 当たり 10㎤(2~3cmサイコロ)程度の試料をそれぞれ採取しそれぞれ密閉式試料容器に⼊れ密閉した上で、それらの試料を⼀纏 めにしてチャック付ビニール袋に収納ください。

床材、壁材、天井材等の成形板等は、試料採取範囲から3箇所を選定して、1箇所あたり10c㎡ (3cm角)/箇所程度の試料をそれぞれ採 取してそれぞれ密閉式試料容器に⼊れ密閉した上で、それらの試料を⼀纏めにしてチャック付ビニール袋に収納ください。 


・送付方法

「アスベスト含有率測定依頼書」に必要事項を記入していただき、試料とともに弊社に送付してください。

また、その依頼書をエクセルデーターのままでメール送信もお願いします。

 


送付先

〒501-3763 岐阜県美濃市極楽寺872-2

株式会社 岐阜県環境研究所

品名:「建材試料」

メール送信先:gyoumu2@gikanken.com


採取の際の注意点

アスベスト含有建材によっては、アスベストの分布にばらつきがあります。

そのため採取の仕方によっては、アスベストを見落としてしまう場合があります。

 

◆塗材の場合

塗材の場合、下地調整材にアスベストが含まれている場合がありますので、下地調整材まで含めて採取してください。

◆成形板の場合

成形板の場合、接着剤の中にアスベストが含まれている場合がありますので、接着剤まで含めて採取してください。

◆吹付け材の場合

吹付け材の場合、深さによってアスベストの含有量が異なっている場合があります。基材に接触する深い箇所まで含めて採取してください。